GBAC STAR™認証 取得いたしました |

当社マグネットスタジオは感染症予防対策において国際的な衛生基準を満たした施設であることを証明する、GBAC STAR Facility Accreditation(以下GBAC STAR™認証) をイベント施設管理会社として国内で初めて8施設同時に取得いたしました。
<取得施設>
・有明セントラルタワーホール&カンファレンス ・神田明神ホール
・日本橋三井ホール ・大崎ブライトコアホール
・大手町三井ホール ・品川フロントビル会議室
・品川インターシティホール&貸会議室 ・THE GRAND HALL(品川)
GBAC STAR™認証 取得にあたって |
マグネットスタジオは1回目の緊急事態宣言中に「DON'T STOP EVENTS」を掲げ、コロナ禍でも安心安全にイベント開催を実施するために「何をすべきか」を常に追い求め続けました。
その結果、緊急事態宣言期間が続いた今年でも案件数2,000件、平均稼働率57%(1月~9月)の実績を残すことが出来ております。
ただ、私達マグネットスタジオはその現状に甘んじることなく、より安心安全なイベント施設を提供するために第三者機関の厳しい審査による認証を受けるために今年1月から認証制度を探し、GBAC STAR™認証にたどりつき、3月より取得に向けて取り組んでまいりました。
GBAC STAR™認証 とは? |
GBAC STAR™認証は、ISSA(世界社会保障協会)内にあるグローバル・バイオリスク・アドバイザリー・カウンシル(以下、GBAC)という機関が提供する国際的な認証プログラムとなります。
母体となっているISSAは1927年に設立され、世界各国の社会保障に関わる団体(日本は厚生労働省など)が加盟している国際的な機関であり、GBACはこれまでもエボラ出血熱、ジカ熱など未知のウイルスによるパンデミックな状況下で主に洗浄・消毒などの分野の世界的な基準を示してきた機関となります。
昨年、新型コロナウイルスによるパンデミックな状況下を受けて、集客施設などが安全な環境を提供するために必要な20の審査項目を設け、GBAC STAR™認証は提供されました。
GBAC STAR™認証取得のための審査は5ステップがあります。
また、料金の支払い、資料提出、審査はすべてオンライン上で行なわれております。

出典先:サクラインターナショナル GBAC STAR™認証特設サイト
GBAC STAR™認証 の20の申請項目 |
GBAC STAR™認証は「これをやりなさい」というようなチェックリストをクリアしていくような認証制度ではなく、施設が自立して組織として感染症に対して継続的に取り組むための仕組みを確立することが求められています。そのために必要な20の申請項目が用意されております。
例えば「申請項目5.目標の設定」においては、感染症予防対策を維持していくための企業の目的と目標を文書化することが求められています。その設定内容が、GBAC STAR™プログラムの内容として適しているのか、現実的であり、漏れなく実施することが出来るのかをGBAC本部が専門的な観点で確認し、時には監査や運営方法のアドバイスもあります。

出典先:サクラインターナショナル GBAC STAR™認証特設サイト
GBAC STAR™認証 認定証明書 |
無事に取得出来ると、各施設に以下のような認定証明書が送られます。
GBAC STAR™認証 公式代理店 |

当社がGBAC STAR™認証を申請にするにあたり、サクラインターナショナル株式会社へコンサル業務を依頼いたしました。
アメリカにあるGBAC本部とのやり取りはすべて英語のため、資料などの翻訳をはじめ、申請内容を実際の現場運用まで考えた上でのアドバイスなど、取得までの間、親身にサポートいただきました。
実際に取得して |
当社では1回目の緊急事態宣言後から感染症対策チームを立ち上げて都の要請や業界団体のガイドラインに則って取り組んでいたものの、明文化されていないルールに関しては各施設の裁量に任せていた部分も多くありました。
そういった部分に関してもGBAC STAR™認証の取得にあたり、組織的な構造を見直し、日々の管理体制や定期的な監査、感染症対策に関する年間プログラムなどを策定することができました。
GBAC STAR™認証の取得に向けて3月から取り組み、取得までに約半年もの時間がかかりましたが、GBAC STAR™認証の取得することにより、より強化な感染症対策部門が確立されたと実感しております。
私達マグネットスタジオはGBAC STAR™認証を取得したことがゴールとは考えておりません。
GBAC STAR™認証の取得で定めた取り組みを遵守し、「WITH コロナ時代」の常に変化していく状況下の中でその時その時に最善な感染症対策を定め、これからも日々皆さまのイベント開催が安心安全におこなわれるためにサポートしていきたいと考えております。
#DontStopEvents