ゴールデンウィークから続いた緊急事態宣言が6/20(日)で終わり
6/21(月)~7/11(日)までまん延防止等重点措置が発令されます
まだまだ感染者数も減らず、行動自粛が続いていますが
ワクチンの職域接種も始まり、今後どのような対応になるのでしょうか
6/21(月)からまん延防止等重点措置に移行 |
6/21(月)~7/11(日)まで発令されるまん延防止等重点措置では
イベント関連施設へは以下のような要請等が出ています

劇場や集会場などへ21時までの営業時間短縮や飲酒につながる酒類提供の自粛要請が発令されています
また利用者による施設内への酒類の持込を認めないことも要請されています

人数上限・収容率のいずれか小さいほうを上限とし
大声での歓声、声援等がないことが前提のイベントは100%以内
大声での歓声、声援等が想定される場合は50%以内が上限になります
21時までの営業時間短縮の要請は引き続き継続されています
無観客で開催される場合は営業時間短縮の要請の対象外になります
その他も前回のまん延防止等重点措置と同じ要請内容でした
チケットの取扱いに関しては
6月20日までに販売されたチケットは人数上限・収容率、営業時間時短等の要請は適用されません
要請内容を越えていたとしてもキャンセルは不要です
6月21日以降に販売されるチケット、追加で販売するチケットは要請内容に従う必要があります
イベントを開催する場合は、業種別ガイドラインの徹底やイベント前後の三密を回避するための方策を徹底することとし、その対策が徹底できない場合には、開催について慎重に判断しましょう
また引き続き適切な感染防止策、例えば具合が悪い場合は参加自粛、三密回避、十分な人と人との間隔の確保、行事前後における三密の生ずる交流の自粛、手指の消毒、マスクの着用などを講じましょう
職域接種について |
新型コロナワクチンの接種が始まり、だんだんと身近になってきました
インフルエンザワクチンのように筋肉注射で行うワクチンで必ず2回接種します
1回目と2回目のワクチンが同一のものでなければなりません
重症化を防いだり、発熱やせきなどの症状が出ることを防ぐ効果があります
当初ワクチンは「発症を防ぐ」もので感染そのものを防ぐかどうかは分かっていないと言われてましたが
感染を防ぐ効果も分かってきました
十分な免疫ができるのは2回目の接種を受けてから7日程度以降とされています
一方で接種後の副反応として接種部分の痛みや、ごくまれに接種後のアナフィラキシーが確認されています
接種の機会は順番に回ってきますが、接種するかどうかは本人の判断に委ねられています
しかし接種をすることで発症予防効果が期待されるでしょう
ワクチン接種に関する地域の負担を軽減し、接種の加速化を図るため
企業や大学などで職域単位でワクチン接種を始める方が増えています
これが職域接種です
企業によっては従業員とその家族、取引先などのほか、会場周辺の住民も対象に加えるところもあります

経済正常化への期待を込めて
事業者によって違いは有りますが、人と接する機会の多い職種や、在宅勤務が難しい人を優先する動きが目立ちます
拠点が分散しており、接種に慎重な企業もありますが
できる限り早期のワクチン接種機会を提供するために
中小企業が他企業と合同で共同職域接種の取組も進んでいます
1,000人以上を集める必要があったため大企業のみが対象でしたが
取りまとめに参加する手段が存在しない中小企業等が連携することで申請に必要な人数を確保することができます
政府は複数の企業がまとまって行う場合には会場を確保する費用の一部を補助することにしてます
そして10月から11月にかけて希望するすべての人が接種を終えられるよう
自治体による接種も含めて加速させたい考えです